【Horizon Zero Dawn】レビュー 圧倒的映像美で魅せる狩りゲー

ゲームレビュー

アキトです!
今回は【Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)】のレビューをしていきます。

結論から申しますと、課題は残しつつもハイレベルでバランスの取れた良作です!!
ここからは本作をプレイして感じたことを語っていきます。

リリース時期2017年3月2日
ジャンルオープンワールド・アクションRPG
対応機種PS4
PS5(プレイ可能)
開発元ゲリラゲームズ
発売元ソニー・インタラクティブエンタテインメント
公式サイトリンク

良かったところ

息を呑む圧倒的グラフィック

ゲームを起動してまず驚かされたのが、細部まで徹底的に作り込まれた圧倒的なグラフィックでした!!
雪景色した山々、風になびく草木、そして我が物顔で闊歩する異質な機械獣。
オープニングで一気にその世界観へ引き込まれました。

時間経過とともに昼夜が入れ替わったり、吹雪やスコールといったその土地に合わせた天候の変化もあり、ゲームへの没入感をより一層高めています。
新たにエリアへ赴く度に、次はどんな景色を見せてくれるんだろうとワクワクしました。

機械獣についても動物の外観を模したデザインになっており、メカっぽい中にも動物らしさが上手く表現されていたと思います。

多彩な武器による自由度の高い狩り

本作の面白さの大部分が、この狩りに集約されていると言っても過言ではありません。

基本武器の槍、弓をはじめ、「スリング」という投擲武器や、「キャスター」といった罠を仕掛ける武器もあり、どの武器をどう使うかはプレーヤー次第です。

敵の弱点部位を弓で射抜いて効率的に狩るのもいいし、敵の行動を予測して罠を張っておき、戦わずして勝つのもアリでしょう。あるいは槍のみで果敢に挑むことだってできます。

最初はおっかなびっくり逃げ回りつつ、一匹狩るのにも手を焼いていたのに、だんだん慣れてくると、ああしてみよう、こうしてみようと自分なりの狩り方を模索している自分がいるのに正直驚きました。
それほどまでに、このゲームの狩りは本能を駆り立て夢中にさせてくれます!

時間泥棒なフォトモード

ゲーム内の時間を止めて自由に写真撮影ができる「フォトモード」というモードがあります。
どこにいても、狩りの最中にも起動できるのですが、これが本当に凄い!

カメラの位置を自由自在に動かせるのは勿論のこと、アーロイを非表示にして風景だけの撮影もできるし、背景をぼかしたり、色を変えて白黒写真風にも加工できたりといろいろできちゃいます。

本編そっちのけで映えるロケーションやアングルを求めて彷徨ったり、機械獣に喧嘩を挑んでみたりといったこともしばしば。本編が手につかなくなるので、ほどほどに。

悪かったところ

マップが分かりづらい

目的地を確認したりファストトラベルを使用する際何度もお世話になるマップですが、正直分かりづらかったです。
というのも、ランドマークをリスト表示してくれるといった機能は無いため、自分が設置したマーカーやアイコンを頼りに探す他ありません。
「あの場所どこだったかな〜」と探し回ることが多々ありました。

最低限主要なランドマークのリスト表示はもとより、例えば発掘した旧世界のカメラを使って自分で撮影した写真をランドマークとして残せるような機能があれば面白いかなと思いました。

持ち物がすぐ一杯になる

敵を倒した時等に資源や改造アイテムが回収できるのですが、カバンに収納できる容量が限られている為、すぐに一杯になってしまいます。素材を集めカバンをアップグレードすると携行数を増やすことができますが、根本的な解決にはなっていません。

携行できなくなった時は取捨選択を迫られることになり、必然的にレアリティの低いものを捨て置く事になるので、こまめにカバンの中身を整理しなくてはいけないのが億劫でしたね。

行商を点在させて売買しやすくするとか、集落や街に一時預かり処を設けるとか、自動売却機能なんかがあっても良かったのかなと個人的に思います。

コレクション要素が微妙

フィールドやダンジョンで携帯端末のようなものが置いてあり、調べる事で中のデータを収集できます。
データの中身は詳しく言えませんが、当時のとある計画に従事していた人々の記録です。
ホログラムデータはホログラムが立ち上がるのでまだ理解しやすいですが、音声データやテキストデータは状況が見えないので想像するしかありません。

伝わる人にだけ伝われば良いという事なのかもしれませんが、何か勿体なさを感じてしまうんですよね。
相関図でデータを残した人の立ち位置を補足したり、いっそ全て映像データとして見せてくれた方が当時の状況をよりリアルに感じ取れたんじゃないかな。

さいごに

機械獣や自然の圧倒的なグラフィックと、自由度の高い狩り体験が絶妙なバランスで調和している良作でした。

アクション好きな方には勿論、メカ好き、SF好きな方にもオススメできるので、興味を持たれた方はぜひともプレイしてみてください。

みなさまのゲームライフの参考になれば幸いです。それではまた。

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