こんにちは、アキトです!
今回は、2010年にWiiソフトとして発売された「ゼノブレイド」のリマスター版「ゼノブレイドDE」のレビューをしていきます。
結論としては、広大なフィールドを冒険できる醍醐味と最高峰のストーリーを堪能できる傑作でした!
おまけに追加ストーリーも収録されているという神っぷり!
本記事ではゼノブレファンの筆者が良かったところ、悪かったところを中心に語っていきますので、良かったら最後までお付き合いください。それでは行ってみましょう。
リリース時期 | 2020年5月29日 |
ジャンル | RPG |
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 | モノリスソフト |
発売元 | 任天堂 |
公式サイト | リンク |
良かったところ
好奇心を刺激する広大なフィールド
本作の目玉は何と言っても、”巨神”と”機神”と呼ばれる二柱の神の骸の上に広がる広大なフィールドです!!
スケールの大きさと斬新な設定にシビレます。
起伏に富んだ独特な地形をしており、散策しているだけでも単純に面白い!
簡単には辿り着けないようなロケーションもあって(大体そういうところは秘境ポイントだったりします)、マップの隅々まで探索してみようという好奇心を刺激してくれます。
昼夜の概念もあって、昼と夜ではまた雰囲気がガラッと変わるのもポイントです。
音楽もそれに合わせて変化するので、相まって良い雰囲気を演出しています。
目が離せないドラマチックなストーリー
唸りましたね! そう来るかと! 衝撃のストーリー展開はシリーズ随一だと言えます!!
王道ではありますが、主人公サイドと敵側サイドの目的・考え方が分かりやすく丁寧に描かれており、伏線についても終盤にかけて畳み掛けるように回収されていくので、プレイしていると「早く次が知りたい」という欲求が溢れてきます。
イベントシーンって作品によっては冗長で「見させられている」感が強い物もありますが、本作においては全くそんな事は無く、むしろプレーヤーをどっぷりとストーリーに引き込む力強さがあるなと思いました。
また、本編の後日談を描く追加ストーリーが収録されているのも好印象でした。
ストーリー自体はそれほど長くないので物足りなさを感じてしまうところは否めませんが、本編のその後どうなったかを知ることができる貴重な体験ができますので、是非プレイすることをオススメします。
バトルやイベントシーンを盛り上げ、記憶に刻まれる音楽
フィールドで流れるワクワクする曲、バトルで流れる緊張感のある曲、胸熱なシーンやほっこりさせてくれるシーンなどに合わせた曲はどれもこれも名曲揃いで、しっかりと記憶に刻まれています!
筆者が特にお気に入りなのは、ここぞというシーンで流れてくる「敵との対峙」とゲームを起動した時に流れる「メインテーマ」です。
「敵との対峙」は否が応でも感情を揺さぶられるし、「メインテーマ」は後半のピアノとヴァイオリンの旋律が壮大且つ美しいので、興味を持たれた方は是非聞いてみてください。
唯一無二の未来視バトル
戦闘不能に陥るほどの超強力な敵の攻撃が間近に迫っている事を教えてくれる”未来視(ビジョン)”は、ストーリーの設定をバトルにも落とし込んだ素晴らしいシステムです。
制限時間内に対処行動を取らないと致命傷になりかねない為、モナドアーツを駆使したり、仲間に未来を教えて対処させたりと、バトルに程よい緊張感を生む事に成功していると思います。
未来を変える行動を取った時に、”パリン”、”パリン”と音を立てて崩れる敵のパネルが小気味良いです。
悪かったところ
移動速度が遅い
広大なフィールドを探索していると、移動速度の遅さがどうしても気になってしまいます。
ランドマークへファストトラベルもできるんですけどね。やっぱりデフォルトでダッシュしたかったですね。
せっかく本編でバギーも登場しているし、シュルクも機械いじりが得意なのだから活かせることはできたのではないかなと思います。
クエストが似たり寄ったり
膨大なクエストが用意されているのですが、内容の大半が捜索、収集、討伐などの所謂”お使い”であるので、途中で飽きちゃうのが勿体なかったです。
数は少なくてもいいので、未発見の地下迷宮の攻略……みたいなワクワクするようなクエストがもっとあれば良かったなと個人的に思いました。
さいごに
上記の悪かったところを差し引いても、全体的には物凄く楽しめた作品であるのは間違いないです。
やはりストーリーによる牽引力が凄かったですね。エンディングまで一気に引っ張って行かれた感があります。
RPG好きであれば是非ともプレイして、この感動を体験してみてください!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆様のゲームライフの参考になれば幸いです。それではまた。
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